肌悩み「黒ずみ毛穴&ひらき毛穴」

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毛穴に詰まっているのは「角栓」という名前の汚れ。
角栓ができる原因をおさえながら、ケアのポイントをチェックして、毛穴の目立たない肌を手に入れましょう!

「黒ずみ毛穴」&「ひらき毛穴」の原因は「角栓」

「黒ずみ毛穴」と「ひらき毛穴」は、どちらも原因は「角栓(かくせん)」です。

毛穴のある場所を確認しましょう

下記は皮膚の組織を描いたイラストです。
私たちの皮膚は大きく3つの組織に分かれています。一番外側が「表皮(ひょうひ)」です。その下は「真皮(しんぴ)」といい、神経や血管があります。その下に「皮下組織」があります。ほとんどが脂肪からできています。

表皮は、いくつかの「層」に分かれています。表皮の一番外側の層を「角層(かくそう)」といいます。私たちが手で触っているのも「角層」です。角層は「角層細胞」(角質ともいいます)が集まってできています。

毛穴の奥には、皮脂を分泌する「皮脂腺(ひしせん)」があります。

「角栓」の中身は「たんぱく質」

「黒ずみ毛穴」と「ひらき毛穴」は「角栓」が毛穴に詰まったことで目立つ毛穴です。
そもそも、角栓の中身は何なのでしょう?
角栓は「アブラ」でできていると思っている方も多いと思いますが、実は約70%は、角層細胞と角層細胞ができるときに一緒に産出される代謝物などの「たんぱく質」でできています。アブラ(皮脂)は約30%程度です。

毛穴の中に皮脂を分泌する皮脂線があるので、角栓の中身にアブラがあるのは分かりますが、なぜ角層細胞などのたんぱく質が、角栓のほとんどを占めているのでしょうか?

角栓ができる原因

皮膚のターンオーバーの乱れ

皮膚のターンオーバーとは

角栓の大部分がたんぱく質である理由は、「ターンオーバー」と関係があります。

ターンオーバーとは、表皮にある細胞の新陳代謝のことを言います。
ターンオーバーとは、

① 表皮の一番下にある「基底層(きていそう)」にあるケラチノサイトと言う細胞が、形を変えながら最終的に角層細胞になること。
角層細胞が古くなり、自然に古い角質となって剥がれ落ちること。
の2つの工程を指します。

バリア機能が低下するとターンオーバーのリズムが乱れる

角栓は、ターンオーバーのリズムが乱れることでできます。
ターンオーバーのリズムが乱れる原因は皮膚のバリア機能の低下です。バリア機能が低下し、角層が水分不足になり乾燥すると、皮膚はターンオーバーのスピードを速めて角層細胞を猛スピードでつくり出します。
「ターンオーバーが遅いのは良くないと思うけれど、速いのはいいんじゃないの?」と思いますよね?
実は速すぎるのも決して良くはないのです。角層細胞はNMFという、うるおい成分を中に抱えていますが、このNMFもケラチノサイトが角層細胞になるその過程で同時につくられます。そのためターンオーバーのスピードが速いと、角層細胞はうるおい成分(NMF)が少ない未成熟なまま、皮膚表面に上がってきます。
(図1)急いでつくられた角層細胞はうるおい成分(NMF)が少ないだけでなく、形も不揃いになります。この状態を角層細胞の「未成熟化」といいます。(図2)

未成熟な角層細胞は、どんどん積み上がっていきます。これを「重層化」といいます。
本来角層細胞は、古くなるとアカとして自然に剥がれ落ちますが、未成熟な角層細胞は、剥がれ落ちる機能も低下しているので、そのまま積み上がったままになります。

バリア機能は「皮膚のバリア機能と化粧品の役割」で説明しています。

バリア機能の低下による角層細胞の未成熟化は、角層全体に起こっていることなので、当然毛穴周りの角層の状態も同じになります。
つまり、バリア機能が低下すると、角層細胞は毛穴周りにも積み重なるようになります。
すると、その積み重なった角層細胞が、毛穴の中へ入り込んでしまい、「角栓」が形成されます。

まとめると、
1.バリア機能の低下により、未成熟な角層細胞がたくさんつくられる。 2.その角層細胞が積み重なる。(角層細胞の重層化) 3.積み重なった角層細胞が毛穴の中へ入り込み、角栓が形成される。 という流れになります。

その他の原因

過剰皮脂

過剰に分泌された皮脂が表皮を刺激して、異常に細胞分裂が進み、その結果生み出された
角層細胞が毛穴に入り込み、角栓を形成します。

<過剰に皮脂が分泌される原因>
動物性たんぱく質や脂質の多い食品の摂り過ぎ 睡眠不足 ストレス などが原因として知られています。
また、皮膚が乾燥すると保護作用として過剰に皮脂を分泌することがあります。

紫外線の影響

紫外線を防御するために、やはり皮膚は角層細胞を猛スピードでつくります。
つまり、紫外線ダメージでも、未成熟な角層細胞の重層化が起こるのです。
そして角栓が形成されていきます。

オススメのお手入れ

肌タイプ

よりお手入れを効果的に行うために「肌タイプ」をチェックしましょう!

ご自身の肌タイプをチェックしましょう。

角栓を取る

クレンジング料と洗顔料

角栓による毛穴の目立ちを解消するには「角栓を取る」ことと「角栓をつくらせない」ことが必要です。
はじめに「角栓を取る」お手入れのご紹介です。

角栓を取るために必要なアイテムは、「クレンジング料」と「洗顔料」です。
クレンジング料には様々なタイプがあり、それぞれメリットとデメリットがあります。角栓を取るためには、洗浄力の高い、オイルタイプかクリームタイプのクレンジング料でクレンジングすることがオススメです。

【クレンジング料】
<オイルタイプ> 特にオススメの肌タイプ:脂性肌・普通肌
オイルタイプの最大のメリットは洗浄力の高さです。
「メイク料を落とす」ことが目的であるクレンジングにとって、とても重要なポイントであり、メリットであると言えるでしょう。

洗浄力が高い理由は、配合されている洗浄成分の洗浄力の高さが関与しています。(クレンジングのタイプにより、配合できる洗浄成分の幅が異なります。)

洗浄力が高いもうひとつの理由は、「油分だけ」でできていることがあげられます。
メイクアップ料(ベースメイクやポイントメイク)は「油溶性」です。
油溶性のものは、同じ性質を持つ油溶性のものでなければ、巻き込むことはできません。
ただし、多量にゴシゴシ使うと乾燥の原因になる可能性があります。

<クリームタイプ>特にオススメの肌タイプ:脂性肌・混合肌・普通肌・乾燥肌
オイルタイプの次に洗浄力が高く、クレンジング時に肌をやさしく「ほぐしながら」汚れを取り去ることができるのがメリットです。

食事のあと、お皿を水にぬらしたりつけたりして、お皿に残った食材をほぐして取れやすくした経験は、どなたでもあるのではないでしょうか。

クレンジングクリームも保湿クリームと同じように、エモリエント成分(油溶性のうるおい成分)の他に保湿成分(水溶性のうるおい成分)が配合されています。この両方の成分が配合されていることから、クリームタイプのクレンジングのテクスチャーはしなやかさを持っています。
キメをほぐしながら、すみずみまで入り込んだベースメイクを無理なく浮かせて取ることに優れています。

デメリットとしては、処理(拭き取りや洗い流す行為)に若干の手間がかかることがあげられます。
皮膚表面にクリームが残りにくい、簡単な拭き取り方をご紹介しております。
▼ティッシュで簡単オフ!ふっくら肌を育むクレンジングクリームの使い方
https://maico.maihada.jp/skincare-bodycare/20180123/

クレンジング時の注意点「基本の使用量を守る」

基本の使用量を守ることがとても重要です。
基本量より少ない量では、クレンジングのたびに肌に摩擦が起きてしまいます。基本量を守ることは、摩擦を起こさせないための大前提です。
また、クレンジング料が少なく摩擦が起きている時は、汚れとなじみません。正しい量を肌に伸ばして指をくるくると動かしてなじませることで、汚れを巻き込むことができるのです。
「肌負担を軽減しながら、汚れをしっかり取り込む」ことを意識してくださいね。

クレンジング終了のサインは「乳化したとき」(ローションタイプを除く)

クレンジング終了の合図は、乳化したときになります。乳化のタイミングは商品によって違いますが、テクスチャーが変わる瞬間を感じたら、それが乳化の合図です。汚れが浮き上がったサインになります。

ミルクタイプやクリームタイプのクレンジングは、手が軽くなる瞬間があるのが一般的で、オイルタイプは重くなるものが多いでしょう。
一概にどのように変わるかは決まっていませんが、汚れを巻き込んで「変わる」瞬間は、どのクレンジング料にもあります。 ※ローションタイプを除く

また、「ぬれた手では使えない」タイプは、水とクレンジング料が混ざるとテクスチャーが大きく変化することがあります。すると、クレンジングの終了目安が判断しづらくなるので、ぬれた手での使用は避けましょう。使用上の注意は守ってくださいね。

○乳化とは?
本来は混ざり合わない「水」と「油」ですが、乳化剤(界面活性剤)と呼ばれる物質を加えると混ぜることができ、この混ぜることを「乳化」と言います。
クレンジングにも乳化剤が配合されていて、メイクの油が水に混ざって流れ落ちていくように乳化させています。クレンジングを使うとメイクの油は肌の水分と合わさって乳化(または乳化の準備段階の状態に変化)しますが、この時、テクスチャーが重くなったり軽くなったりします。
このため、テクスチャーが変わる瞬間を、クレンジング終了の目安とすることができるのです。

特にオススメの肌タイプ
脂性肌、普通肌

澄肌クレンジングオイル

特にオススメの肌タイプ
脂性肌、混合肌、普通肌、乾燥肌

肌潤クレンジングクリーム

使い方はこちらから

【洗顔料】
不要な角層細胞を取るのは、本来は洗顔料の役割です。毛穴をしっかりお掃除する気持ちでていねいに洗顔されてください。角栓を取るために、特別に変わったやり方はありません。
ですが、
手のひらいっぱいの泡をつくる
(汚れは洗浄成分と泡で落とされます。泡の側面で汚れがキャッチされます。泡の量が多いほど、汚れを巻き込む回数が増えます。また洗顔料と皮膚とのクッションの役割もあり、肌をやさしくいたわりながら洗顔できます。)
やさしく、皮膚表面の上を泡を転がすように、顔の内側から外側へ円を描く 細部もていねいに中指と薬指を使って洗顔する ようにしましょう。
もちろん、洗顔料の落とし残しのないように、しっかり洗い流すことも忘れないでください。1~2分かけて洗い流しましょう。
(「もう落ちた」と思ったあとに、さらに3~4回すすぎましょう。)
※洗顔後につっぱり感が気になる場合は、毛穴の気になる部分以外は「水を多めにして泡立てた、ゆるい泡」で洗顔してください。洗浄力が軽減されます。

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もっと頑張りたい人へ 「角質ケア」で「不要な角質」を取り除く

毛穴落ちしそうな不要な角質を「澄肌クリアエッセンス」は、やさしく、すっきりと取り除きます。
皮膚が乾燥状態のときは、不要な角質を溶かしたり、擦って落としたりすると、肌負担が大きく、ダメージにつながることもあります。

澄肌クリアエッセンスは、マイルドな大人の角質ケアで、不要な角質を「ほぐして」「浮かせて」「取る」という肌負担の少ないベース。
つっぱらず、しっとり、つるん、とした使い心地と後肌を叶えます。

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角栓をつくらせない

角栓ができる原因は、バリア機能の低下による「乾燥」です。角層にたっぷりうるおいを与えて、乾燥環境から脱出することが、ポイントです。
化粧水で充分に水分を補給してから、水分が蒸発しないようにクリームでしっかり蓋をしましょう。

STEP1 化粧水でしっかり保湿する

肌潤化粧水をコットンの裏側までたっぷりしみ通るように適量(500円玉くらい)を出します。

中指と薬指をコットンの下にあて、両頬、額、あごをやさしくパッティングしながら、化粧水を肌になじませます。

コットンを中指1本にもちかえ、細かい部分をていねいにパッティングします。
目まわりはパッティングはせずに、コットンをやさしく滑らせます。

手のひらに化粧水を少量出し、指先ですくうようにして、重ねづけします。
(肌タイプ別に、重ねづけのオススメ部分があります。

手のひらでしっかりしみこませるように顔全体を包みこんでハンドプレスします。

Step3まで終了しましたら、1~2分待ってから、重ねづけされるのがオススメです。
肌タイプによって重ねづけの部分が少し異なります。
○ 普通肌→ご自身で毛穴が目立つと感じる部分 ○ 乾燥肌→お顔全体(今、毛穴の目立ちが気にならない部分も、予防のために重ねづけしましょう) ○ 混合肌→毛穴が目立つと感じる部分&触ると手に油がついてくる部分 脂性肌の方は基本量のみで、重ねづけは行いません。

重ねづけの量は、お肌の状態により加減してください。 肌に異常を感じた際はご使用をお止めください。

STEP2 クリームで蓋をする

化粧水で補給した水分の蒸発を防ぐために、クリームは必ずつけましょう。
ベタつきが気になる部分には、テクスチャーの軽めのクリームをお選びになるか、もしくは量を減らすなどして様子を見てください。
乾燥肌の方は、「テクスチャーの重た目のクリームを使用して、特に乾燥を感じるところには重ねづけする」 混合肌の方は、「「化粧水の量を増やして、クリームの量を減らすorテクスチャーの軽いクリームを使用する」 脂性肌の方は、「「化粧水の量は基本量、テクスチャーの軽いクリームを少なめにつける」 ことが基本になります。

ただし、肌状態は季節や体調により大きく変化することがありますし、また同じ肌タイプでも、油水分の分泌量は異なります。上記はあくまでも目安になりますので、ご自身の肌を見ながら調節してください。
「油水分のバランスを良く見て、保湿成分とエモリエント成分の与える量を調節することが大切」です。

「保湿成分」と「エモリエント成分」については、「皮膚のバリア機能と化粧品の役割」で詳しく説明しています)

使い方はこちらから

もっと頑張りたい方へ! 水分保持能を改善する

「がんばってお手入れしても乾燥状態が続く」という方には、特にプラスで取り入れていただきたい商品です。
私たちの肌はもとから、化粧水などで与えた水分を蒸発させずに保持する力(水分保持能)を持っています。しかし、その水分保持能の高さは人によって異なります。水分保持能の高さは、角層細胞と角層細胞の間を埋めている「細胞間脂質(さいぼうかんししつ)」の量によって決まります。化粧品で与えたうるおい成分は、主に細胞間脂質に浸透し、うるおい成分を蒸発させないように保っているからです。

細胞間脂質の約50%を占めているのが、セラミドと呼ばれる成分です。つまり水分保持能は、細胞間脂質にあるセラミドの量によって決まる、ともいえます。しかしセラミドの生産量は加齢と共に減少し続け、何もしないと増えることはありません。

ライスパワーNo.11※1は、医薬部外品の効果として、皮膚内で産生されるセラミド量を増やし、化粧水などで与えたうるおい成分を蒸発させずに皮膚内に留める「水分保持能を改善」※2させる効果があります。

乾燥状態を脱出するには、バリア機能の要と言われる、細胞間脂質の主要成分のセラミドを増やし、水分保持能を高めるお手入れを取り入れることが大変おすすめです。
「肌潤改善エッセンス」は、細胞間脂質の代表的な成分である「セラミド」の産生を促し、皮膚の水分保持能を改善します。ぜひ、お試しください!

※1 全成分:米エキスNo.11 効能:皮膚の水分保持能の改善 ※2 医薬部外品の効果として

エッセンスのつけ方はこちらから

日中は、紫外線対策も忘れずに!

私たちの皮膚は強い紫外線を浴びると、紫外線を皮膚内に侵入させまいとして、角層細胞が重層化します。紫外線ダメージも「角栓」ができる原因になります。紫外線ダメージの高い時季は、特に紫外線対策をしっかり行ってください。

「澄肌日やけ止めジェル」は、日やけ止めにありがちな「重たさ」や「特有の臭い」がなく、とても気持ちよく日常使いに最適な商品です。みずみずしく、べたつかない、しかも紫外線防止効果は、国内最高値の「SPF50+/PA++++」の優れもの。顔・体用で、化粧下地効果も併せ持っています。ぜひ、お試しください。

いかがでしたか?
角栓を取るだけでなく、つくらせないお手入れもしっかり行っていくと、いつのまにか毛穴の目立ちが気にならなくなってくると思います。
もちろん、日頃からの紫外線対策も忘れないでくださいね!